蓮田市サブアリーナ建設に関する市民アンケートの実施を求める請願について　⑤

パブリックコメントと市民アンケートについて考えてみました。
「蓮田市総合市民体育館大規模改修及びサブアリーナ建設基本計画について、今後の設計に反映させるため、市民の皆さんからのご意見を募集します。」とあるにもかかわらず、
民生文教委員会では賛成142件、反対17件、その他33件と説明がありました。サブアリーナの賛否を問うていないのに賛否の回答がこんなにもあること自体恣意的な力を感じます。
私はサブアリーナの建設についての賛否を問うていれば別の結果になったと思います。
また、市はパブリックコメントで今後の設計のための意見を聞いて、賛否を問うたといいたいという意図を感じます。

今回のパブリックコメントについて私がおかしいと感じた点
●賛否を問うていないのに賛成、反対の答えが多かった。
●過去のパブリックコメントの件数より回答数が多かった。
（平成26年～令和3年度までで53件のパブリックコメント募集に対し意見提出者は47件）
●聞いてもいないことに答えた人数を統計処理して、あたかも市民の意見聴取の結果であるような結果の公表しかたは公正ではない。（パブリックコメントの回答では何を書いても自由ですが・・）

私のパブリックコメントに関する認識では
パブリックコメントは住民投票のように賛否を問うものではなく、行政手続きの透明化をはかるために、行政手続きの前に市民の幅広い意見を集めるためのシステムと考えています。

私は前蓮田市議会議員として懸念しているのはパブコメで件数を評価すると、今後他のパパブリックコメントにおいて、恣意的に多数寄せられた意見について件数を無視できなくなる悪しき前例となり、市政に対し大きな悪影響を及ぼすと考えます。

私はこのような状態だからこそサブアリーナ建設に関しては市民アンケートを実施して市民のみなさまの声を聞くべきと考えます。　みなさまはどのようにお考えでしょうか？　ご意見ご感想などをいただけますとありがたいです。

蓮田市蓮田市総合市民体育館大規模改修及びサブアリーナ建設基本計画　https://www.city.hasuda.saitama.jp/shise/kocho/p-comment/documents/subarena.pdf

蓮田市パブリックコメントの実施状況
https://www.city.hasuda.saitama.jp/koho/pabcom.html