【9月議会報告⑥】クビアカツヤカミキリの被害拡大!蓮田市内の桜265本を伐採・撤去へ

【9月議会報告⑥】クビアカツヤカミキリの被害拡大!蓮田市内の桜265本を伐採・撤去へ

蓮田市内でも、桜や梅などの樹木に被害を与える外来昆虫「クビアカツヤカミキリ」の被害が問題となっています。

令和8年9月議会では、被害の拡大を防ぐため、市内5か所、合計265本の桜を伐採・撤去する計画が示されました。

今回は、クビアカツヤカミキリの特徴と、市の対策、現在の進捗状況についてお知らせします。

■ クビアカツヤカミキリとは?

クビアカツヤカミキリは、桜、梅、桃、スモモなどの木に被害を与える「特定外来生物」です。

成虫は体長約2.5~4cmで、首のように見える部分が赤く、その他の部分は光沢のある黒色をしています。

幼虫は木の内部に入り込み、2~3年かけて食い荒らします。被害が進むと木が弱り、枯れてしまうこともあります。

被害を発見する手掛かりとなるのが、「フラス」と呼ばれる木くずと幼虫のフンが混ざったものです。

成虫は主に6月~8月、フラスは4月~11月に見られます。

■ 蓮田市内で265本の桜を伐採・撤去する計画

9月議会で示された伐採・撤去の対象は、次のとおりです。

場所 対象本数
元荒川堤 50本
見沼代用水沿い 184本
根金運動広場 6本
平野小学校 9本
平野中学校 16本
合計 265本

※265本は今回の伐採・撤去対象本数であり、市内すべての被害木の本数を示すものではありません。

長年親しまれてきた桜を伐採しなければならないことは残念ですが、さらなる被害拡大を防ぐための対策として計画されています。

■ 現在の進捗状況(10月26日確認)

現時点では、施工業者はまだ決まっていないとのことです。

また、伐採後の桜の植え替えや景観の回復については、現在検討中とのことです。

今後も、伐採・撤去の進捗や、その後の対応について確認していきたいと思います。

■ クビアカツヤカミキリを見つけたら?

クビアカツヤカミキリの成虫や、被害の兆候となるフラスを発見した場合は、埼玉県の「クビアカツヤカミキリ発見大調査」から報告できます。

▼ 埼玉県への発見報告フォーム

https://survey123.arcgis.com/share/85932eef23614db081611671c1fd5593

市の啓発チラシでは、成虫を見つけた場合はその場で捕殺すること、成虫やフラスを発見した場合は報告することが案内されています。

なお、クビアカツヤカミキリは特定外来生物のため、生きたまま運搬したり、別の場所に放したり、飼育したりすることは禁止されています。

■ 身近な桜や梅の木を守るために

埼玉県内では、クビアカツヤカミキリの被害が確認された自治体が、2018年度の8市から2025年度には56市町村へと広がっています。

被害の拡大を防ぐには、早期発見と適切な対策が重要です。

市民の皆さんも、公園や身近な場所の桜、梅などの木に、フラスが出ていないか注意していただければと思います。

今後も蓮田市の対策状況や、伐採後の対応について確認し、市民の皆さんにお知らせしてまいります。

蓮田市議会議員 菊池義人

※伐採・撤去の進捗は令和8年10月26日に市担当部署へ確認した情報です。