蓮田市公共工事入札制度について(3月議会一般質問)

蓮田市入札制度については、昨年9月議会、12月議会と続けて議会にて質問をしましたそして今回も令和2年度の入札結果を自分で検証をしましたが、早急に改善すべき点があると考え3月議会でも質問をしました。

 

  • 最低制限価格設定への取組状況は

答弁では、最低制限価格については、現在、「1,000万円を超える工事」について適用し、入札を行っています。また、「蓮田市建設工事最低制限価格制度実施要領」に基づき、算定式による金額、または、予定価格の70%~90%の範囲内の金額を、案件ごとに設定しています。市としましては、落札率や工事の成績、実際に工事を担当した事業課の意見などを総合的に勘案し、適正な最低制限価格の設定について、引き続き検討していきます。との事でした。

現在の70%~90%ではダンピング受注などの発生を懸念し最低制限価格の上げる提案を引き続きしてまいります。

 

  • 1000万円以下の工事への最低制限価格の設定は検討しているか

答弁では、最低制限価格を設定していない1,000万円以下の工事について、落札率が低くなる傾向です。そのため、【公共工事の品質確保の促進に関する法律】の趣旨も踏まえ、ダンピング受注を防ぐ目的として、最低制限価格を設定する工事の金額を引き下げる方向で検討しています。との事でした。

最低制限価格を設定する工事の金額を引き下げる方向で検討するとの事でしたので少し前進しましたが、さらに全ての建設工事にて最低制限価格を設定するように求めました。

 

  • 公共工事発注時期の平準化に向けた取り組みは

答弁では、年度内の早期発注や発注の平準化を考慮した執行計画の作成、工事発注見通(みとおし)の公表による執行管理などにより、発注や施工時期の平準化に取り組んでいます。12月議会において菊池議員からご提案のあった、ゼロ債務負担行為の検討状況については埼玉県をはじめ、県内でも複数の自治体がゼロ債務負担行為を活用しており、発注時期の平準化への取組として、大変有効であることも認識しています。発注時期や施工時期の平準化については、ゼロ債務負担行為以外にも、現年度のうちに設計・積算までを完了させ、新年度以降速やかに発注事務を行う、積算の前倒しなども一つの手段としてあります。平準化をより推進していくために効果的かを、引き続き研究します。との事でした。

私は、事業者さんが1年を通して計画的に事業を行えるように引き続き公共工事発注時期の平準化に取り組んでいきます。

菊池義人yotube

公共工事入札制度について(令和3年3月議会一般質問) 【蓮田市議会議員】菊池義人こんにちは、蓮田市議会議員の菊池義人です。3月議会にて一般質問を行った「公共工事入札制度について」のご報告です。よろしくお願いします。菊池よしひと 公式サイトhttps://kikuchi-yoshihito.com/菊池よしひと 選挙ドットコムhttps://go2senkyo.com/seijika/1484…youtu.be

 

※公共工事入札制度を質問するにあたって、税金を原資として社会資本整備等を行うものであり「適正な競争、適正な品質」を前提として質問をしています。

参考資料(厚生労働省HPより)